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今日はマンション前で祭りやってます





親の気まぐれで着付けの練習台にされた





袴じゃなくて着物だ







やべぇ。

気分は両儀式




貴方を…犯(ころ)したい





着物で過ごすのも悪くない







祭りには行かなかったけど←











乙一先生やばいな


伏線の張り方が凄すぎる






よし、そんな乙一先生に比べりゃミジンコ以下のクオリティだけど続いたぜ










現か夢か








小宮は家にも帰ってないらしかった
まさか本当に山篭もりなんてしているのだろうか
しかもジャンケンの修行で。

アイツならあり得る…
「はぁ…」
ため息なんぞ一つ
街の景色から目を背け
まだ空っぽの神社を振り返る
銀色の髪が月の光を受けて揺らめいた





カシャッカシャッ
シャッター音に驚いて目を開けた

「おや?お目覚めですか!私(わたくし)、お馴染みの新聞記者。射命丸です!」

全然お馴染みじゃないです。

昔ながらのカメラを片手に抱えて、黒リボンの付いた白のブレザーに白レースの付いた黒スカート。
さらりとした黒髪ショーヘアの上にはちょこんと赤く小さな烏帽子が固定されていた

意識が覚醒した頃には単独インタビューが始まっていた

「あなた普通の人間なの?」

面食らった。最初の質問がソレですか
射命丸と名乗った少女を見る
どう見ても普通の少女だ。それにちょっと可愛い。
そんなわけで意味が分からない
はい、普通の人間です。なんて答えるのも変だろ?

「あぁ、ごめんね!私らの間じゃ普通の人間って珍しくてさ!普通の魔法使いとかならいるんだけど」

私らの間じゃ珍しい?魔法使い?

「射命丸さんは普通の人間じゃないんですか?」

我ながら意味不明な質問である

「え?私?見て分かんない?天狗だけど」

天狗かー。そうか、そうだ。
よ~~く見たら天狗だ!
って んな訳あるかっ!





「号外!号外だよー!」

頭上を風に乗って飛んでいく天狗が紙切れをバラ撒いていた
それを一枚取り読み上げる
「幻想郷に普通の人間現る」
あっはっは…あの天狗。ついに頭でも打ったか。打ったんだろーか。
ありえない。
ふむ、霊夢のところに在る(いる)のか。楽しそうじゃん!

魔理沙は綺麗な金髪を黒のとんがり帽子ですっぽりと纏め
博麗神社への空路を行くため箒に跨り空をはためいた

しかしすぐに異変が起きた

「お、お…?おお~?」
何だ?今、突然、空がぐらついたぜ?
傾きはじめる空。
振り落とされそうになりながら必死で箒を掴む

と、またも突然、轟音が鳴り響いた
「と…鳥?!にしてはでかいぜ!」
魔理沙の声はいつの間にか出現した灰色の鳥の翼の音にかき消された
しかし翼ははためいているわけでは無かった

ただ轟音の余韻と硝煙のような煙を残り香に遥か彼方へ飛んだ
行く先を見る間もなく、押し込められていた空圧が解放されて突風が襲いかかる

箒にしがみつく少女は指が1本ずつ柄から剥がれていく恐怖の中にいた

そこへさっきの感覚がまた。
天と地がひっくり返ったように空が落ちていく
箒の柄から手がすべり、遥か宇宙(そら)へと堕ちていく

そんな感覚は忽然と姿を消し、幽かに視界に残っていたはずの大きな鳥?も吸い込まれるように何の余韻もなく姿を消した

不思議に思ったがそれどころじゃない。
体は今や元に戻った大地に刻一刻と近づく
風に飛ばされないように掴んでいたとんがり帽子を握りしめスペルカードを突き出し叫ぶ

「星符[メテオニックシャワー!]」

無数の星の欠片が、魔理沙の手から、大地に降り注ぎ
その反動で緩やかに浮遊して着地する

「危ないところだったぜ…あのでっかい鳥っぽい奴は何だったんだ?」





「永淋様~!」

私はたった今見た紙切れを持って書斎に入る
いつも通り永淋様は机に向かって書を嗜んでいた

「ウドンゲ、少しうるさいわ」

「はっはい!え…えーと、これを…」

ご機嫌を損ねてしまったかと不安を心の底の水面下で緊張しつつ紙切れを差し出す
先ほど天狗が配っていたものだ

冷静にそれを読み

「最近、幻想郷の結界が弱まりつつあるようね。このままでは我々が月の民に見つかる恐れが出てくるわ」

普通の人間が迷い込むとはやっぱりそうなんだ。
幻想郷は四方を結界に囲まれ人間界(私たちは外の世界と呼んでいる)とは完全に遮断されている
普通の人間が迷い込むなどまずありえない
-完璧な状態なら。


「どうなさるんですか?永淋様」

「もう暫くは様子見よ。輝夜には黙っておきなさい。」

月で永遠と一瞬の罪を犯した輝夜様を心配させないようにとの配慮だろう

私は頷いて月を仰いだ
銀色ね光が夜空を支配していた





夜になっても霊夢は戻らなかった
神社の境内から幻想風景を眺めていた
すると、石段を駆け上がる音が聞こえた
霊夢が帰って来たのだろう

その方角を見ていると最初に見えたのは紫色の傘。
白く柔らかそうな帽子。金髪に白い素肌。白いドレス。そんな美女が夜空を歩いていた。
石段ではなく夜空を

浮いてる!

空いている方の手をこっちに振る。
振った軌跡を追うように光の線が空間を裂いて
その延長上を光の矢が疾走した

標的はもちろんオレ

加速する光の矢と俺の間に4枚の札が支店となって扉のような結界を創り矢先と交え

助かった!

1枚の札が崩れ扉が開く

!!ダメじゃんっ

赤と白。巫女が暗闇から舞い降りた
光の矢を符で包み込みはたき落として言う
間に割ってはいる時間が短かったのか俺との距離わずか5cm

「何するのよ!」

「ふふっ…まだまだね。それじゃあ私の式神程度よ?」

そう言って傘を持ったまま手を交差させて何かを引き伸ばすような仕草をした
黒い空間が広がり美女はその中へとその体を沈めていく

最後に暗闇から覗かせる目だけを一瞬浮かべて消えた

別の神社の襖を開けた時に垣間見たソレを思い出したが、少し違う感じがした。
あれはもっと見覚えがあるような気がするんだ

「逃げたわ…大丈夫?」

霊夢の方を見ると巫女さん衣装はところどころ擦り切れてボロボロだった

「あ…あぁ、そっちこそ大丈夫なのか?」

「ふん、あんな隙間妖怪。次は問答無用で倒してやるわ」

…妖怪だったのか、アレ

霊夢は何なんだろう?それはまた今度聞いてみよう

「さてと、ちょっと待っててね。すぐ何か作るから」

さっさと神社へ入っていった

少し夜風を楽しんでから俺も中へ入る。
と、
巫女さん、お着替え中だったわけで、

やべぇ、死亡フラグ!
咄嗟に身構える。

しかし霊夢は
「どうかした?」と首を傾げるだけだった

いやー助かった?
何でだろうね?
その理由を知るのはもう少し先の話であった










今回は完全オリジナルストーリーなわけで

楽しんで頂けたら幸いですね
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無題
射命丸のGOMYWAY可愛いよ
2008/08/10(Sun)08:33:06 edit
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